江別って何の街?

皆さんは、江別市と聞いて、どんな街を想像しますでしょうか。

よくあるのは、札幌のベッドタウンだとか、農業の街とかでしょうか。
たしかに江別市は札幌市のベッドタウンとして発展し、大麻団地や各所に新興住宅街が整備されています。

また、江別市は小麦を始め、多くの農産品が出荷されており、ブロッコリーは道内一の出荷量だったりします。
小麦の産地と言うことから、パン屋さんも数多くあり、パンの街とも言えるでしょうし、名産品のレンガの街とも言えるでしょうね。
他には、市内には4つの大学があることから、文教の街とも言えるかもしれません。

そして、以外と知られていないのは「鉄道の街」でもあるということです。
これは、街歩き研究家であり、雑誌O.toneの編集部におられ、ブラタモリ出演されたこともある、ブラサトルこと和田 哲さんが以前HBCテレビ「今日ドキッ!」の中のコーナーで言われておりました。

昔江別は石狩川を中心として海運が栄えていました。が、そこからの運搬に鉄道が活躍したり、など江別市の発展には数多くの鉄道が存在しておりました。
特に江別駅付近はたくさんの鉄道がありました。
・千歳川との分岐付近にあった人車軌道
・江別と当別を結んだ、江当軌道
・現在四季のみちとなっている跡地にあった、北電江別火力発電所専用線
・今も一部当時の軌道跡が残っている、王子製紙江別工場専用線
・今はバス会社として残っている、夕張鉄道
・夕張鉄道から分岐していた、北海鋼機専用線

こんなにもありました。ぶらりと鉄道跡を散策してみるのも楽しいかもしれません。

そして、もし開業していたら、江別市が大きく変わっていたと言われる「札幌急行鉄道」計画で終了してしまいましたが、こちらの話はまた別の機会に…

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